富岡製糸場が2014年世界遺産に？？？

昨日のニュースを聞いて、思わず「おっ！」

富岡製糸場が遂に世界遺産に推薦されることになったのですね。

５月に現地を見てきた私としては、何とも嬉しいニュース。

多分、富岡製糸場が世界遺産と聞いても一般的には？？？となると思いますが

（やはり日本のイメージってサムライ・ゲイシャ・ハラキリですから・・・
　姫路城とか京都・奈良は世界的にはドンピシャですよね）

世界各地の世界遺産は案外産業遺産が登録されています。

昨年2011年にはドイツの靴工場だって世界遺産になってるんです
＜ファーグスの靴工場＞
http://whc.unesco.org/en/list/1368
まぁこれは近代建築の4大巨匠でバウハウスの創立者である
ヴァルター・グロピウスによるものだったりするので
町工場をイメージすると全くの別物なのですが・・・

印刷工場も世界遺産がありますよ
＜プランタンモレトスの印刷工場／ベルギー・アントワープ＞
http://whc.unesco.org/en/list/1185
約300年にわたって業界を率いた印刷工場跡です
世界最古の印刷機などがあるようです。

「普遍的な価値」がないと世界遺産に認められませんが
文化庁は下記の様に記しています・・・・

日本の近代化を表し、絹産業の発達の面において
世界的な意義を持つことから、
顕著な普遍的価値を持つ可能性は高いと考えられます

なるほど・・・確かに、そしてその結果
世界一の生糸輸出国になり
安定供給された絹糸は、絹の大衆化にも貢献したそうな。。。

2013年は富士山と鎌倉の登録が期待できますが
続けて2014年も楽しみですね